お金をかけるべき優先順位を決める指標とは・・・
まず、買おうとしているものが生活のなかで使われる頻度、稼働している時間を考えます。一日に一時間程度なのか、一週間に数回程度なのか、といった具合です。最終的に一年を通してどれくらいの使用時間に相当するのかを推定してみるのです。例えば私の場合、最初に車を購入した2004年から今までの期間で考えてみます。
冷蔵庫:一日24時間、炊飯器:一日2時間、電子レンジ:一日1分、TV:一日3時間、洗濯機:一日2時間、パソコン:一日2時間、スマホ:一週間15時間、エアコン:5~8月中月は一週間36時間、電灯:一日5時間、お風呂:一日2時間(4人分)、ちょっと大物となると自動車中型ミニバン:16年間の総走行距離127,300kmを50km/h平均とすると2546時間、家(滞在時間):一日16時間とざっくり想像します。
これを一年間相当に計算して並べてみると
およその使用時間 | 一年当たりの使用期間 | |
冷蔵庫 | 一日24時間 | 365日 |
家 | 一日16時間 | 243日 |
電灯 | 一日5時間 | 76日 |
TV | 一日3時間 | 45日 |
スマホ | 一週間15時間 | 32日 |
炊飯器 | 一日2時間 | 30日 |
洗濯機 | 一日2時間 | 30日 |
パソコン | 一日2時間 | 30日 |
お風呂 | 一日2時間(4人分) | 30日 |
エアコン | 5~8月中月は一週間36時間 | 25日 |
自動車 | 16年間で2546時間 | 6.6日 |
電子レンジ | 一日1分 | 6時間 |
こんな感じで順位が付きます。これらはすべて”物”の使用時間を指標とした順位になります。年間あたりの使用頻度の高いものは生活に密着しており自分にとって重要なものとして納得できるのではないかと思います。
家族を持って生活すると当然ですが、”物”以外にもお金はかかります。子供の養育費は一人あたり3歳から15歳(高校生)までの15年間で541万(習い事など含む平均)かかると言われています。当然食費もかかりますし、光熱費や、交際費、保険、病気に罹った際の治療費等・・・・
”物”を購入するとき、見栄や自己満足に陥っていませんか?もちろん手持ちに余裕があれば考える必要もないでしょうが、まだまだ経済情勢の先行きが見えない今は冷静によくよく考えて、コスパの良い買い物を考えてみるのがおすすめです。
私はそろそろ電気自動車ほしいなぁと考えてはいましたが、この考え方に基づけば自分の好奇心の大きさに気づかされます。逆に使用時間を延ばすためには人に貸すという考え方もありますよねぇ。個人レンタカーでもはじめようかなぁ・・・・
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