新築の家を建てることはその地に根差すことが前提であり、住まいの場所選びから将来の生活スタイルを想像して長く快適に過ごせるプランを想定していることと思います。私は家を買うと決めたときは結構楽観的に考えており、場所は仕事場から近距離かつ新興住宅地域で同じ年代の人が住んでいるところで決めました。
家選びはかなり難航したのですが、最終的にミサワホームの蔵のある家に決定しました。ミサワと住宅着工の契約を結んでからは短期間に様々な決断を連続で迫られ、楽しくもあり悩ましい日々が今となっては走馬灯のようによみがえります。
ミサワホームの蔵のある家を選んだ理由
最大の理由は蔵の存在です。皆さんは蔵というとどんなイメージをお持ちでしょうか?ここで”蔵”とは高さ140cm以下の部屋のことです。高さが140cm以下であれば居住床面積としてカウントされないため床面積を抑えつつ高さ方向に家の広さを有効に活用できます。
うちの場合は蔵の高さ140cmで18m2の面積の蔵が1階と2階の間に存在しており、次のメリットが挙げられます。
- 床面積にカウントされないので税金対策になる。
- 各部屋のクローゼット系デッドスペースを最小にし、部屋を広く使える。
- 蔵の無い一階部分は蔵の高さ分だけ天井が高くすることができ解放感が味わえる。
- 140cmの高さがあれば、物置としてだけではなく、趣味の部屋としても使える。
- 2階は蔵の高さ分高くなるのでとなりの家のベランダを見下ろせる。
横から見た断面図としては

うちの場合蔵面積の7割は物置として活用し、残り3割にはカラーボックスを並べて設置し、過去の写真・アルバムや思い出の小物等をディスプレイしています。ここで、アルバムを眺めて思い出に浸るのも良いものです。最近はデジタル保存で写真印刷はめっきりしなくなってしまいましたが・・・・

住めば都、どんな家でもご自身で選択したものは愛着の湧くものです。ほれ込んだ部分があれば最大限活かせるような生活スタイルを追求するもの楽しみの一つだと思います。
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